府中牝馬ステークス(東京・芝1800m)は11月13日に行われるエリザベス女王杯の重要な前哨戦。過去10年で勝ち馬5頭、2着馬も5頭出ているレースなのですが、過去10年で1番人気は(1-3-2-4/10)。2番人気は(1-0-1-8/10)で取りこぼしが目立つ一戦です。
一方で2着馬に目を移すと、5番人気以下の伏兵が7頭食い込んでいて、積極的に穴馬を狙えるレースでもあります。
今年は白毛のアイドル・ソダシが出走して話題性もたっぷりの一戦。馬券妙味からも注目したいのが
クリノプレミアムです。
今年に入って6戦を消化。2度の16着大敗がある一方で、中山牝馬ステークスを勝ち、続く福島牝馬ステークスで2着。秋初戦の京成杯オータムハンデは牡馬相手に3着と地力強化が光る戦績を収めています。
■クリノプレミアム・2022年成績
9/11 7人 3着 京成杯AH 松岡
5/15 15人 16着 ヴィクトリアM 松岡
4/23 6人 2着 福島牝馬S 松岡
3/12 15人 1着 中山牝馬S 松岡
2/19 9人 16着 京都牝馬S 江田照
1/5 14人 5着 京都金杯 江田照
しかも人気を見て下さい!中山牝馬ステークスは15番人気の超人気薄。重賞勝ち直後の福島牝馬ステークスも6番人気で過去1番人気はわずか2回。特にオープン入りしてからは最も人気になったのが前述の福島牝馬ステークスで、好走しても人気にならない穴キャラなのです。
さらに手綱をとる松岡正海騎手とは6回の騎乗で(2-2-1-1/6)という抜群の好相性。大波乱となった中山牝馬ステークスは2歳未勝利を勝った時以来となる久々のコンビでしたが、きっちりと結果を残しました。
16着と大敗した2走前のヴィクトリアマイルも勝ち馬とは1秒差と着順ほど大きく崩れておらず、東京の芝コース自体は勝鞍こそないものの(0-4-1-3/3)と堅実。距離の芝1800mは先の好走した2重賞を含めて(2-1-0-0/3)と連対を外したことがありません。
さすがに一連の重賞好走で中山牝馬ステークスのような大穴とはいかないでしょうが、圧倒的な人気が予想されるソダシの存在でまだまだ妙味はあるでしょう。積極的に狙っていきたい1頭です!
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