メイケイエール、ナムラクレアが悲願のG1タイトル奪取なるか?
シュネルマイスターがマイルG1に続いてスプリントG1も制覇するか?
春のスプリント王ナランフレグが意地の春秋スプリントG1連覇を成し遂げるのか?
いやいや、勝ち馬はそれ以外の馬だ!
秋のG1開幕戦となる
スプリンターズステークス(中山・芝1200m)。ファンにとっても様々な思いが頭の中をよぎっていることでしょう。
・・・・・・・
好スタートを決め、すぐさま先頭へ
メイケイエールは中団に構えて折り合いに専念。やや行きたがるところを池添騎手が懸命になだめる。
シュネルマイスター、ナムラクレアはメイケイエールを徹底マーク。
ナランフレグは後方のマイポジションで終いの脚にかける。
4コーナーを回って、いよいよ直線。後続を突き放して逃げ込みを図るのは…。
そう。最内枠をゲットし、最短距離で自慢のスピードを見せる
テイエムスパーダです!
CBC賞でマークした1分5秒8のタイムは日本レコードで、他の馬が経験したことがない1分5秒台の味を知っている現役最速馬。
「この馬が刻むペースに付いていけば、ラストが甘くなってしまう」
有力各馬のジョッキーは皆そう考えることでしょう。
すなわち、メイケイエール、ナムラクレアも簡単には動けない立場となります。
そのスキを突いてテイエムスパーダがまんまと逃げ切り勝ち!
このストーリーもあながち夢物語ではないでしょう。
もちろん、それはテイエムスパーダが類まれなる豊かなスピードを持っているからこそ。
夢と侮ってはいけない1頭です!
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