G1出走へ収得賞金に余裕のある馬にとってオールカマー(中山・芝2200m)は程良い出走間隔が取れ、2200mという距離も天皇賞秋、エリザベス女王杯、ジャパンカップを目指す馬にとってはピッタリの始動戦といえるでしょう。

ただし、このレースに出走する馬はそうした馬ばかりではありません。G1出走へ収得賞金が心許ない馬にとっては最低でも2着、できるなら勝って今後のローテーションを楽にしたいと考えるところです。そうした状況からクローズアップしたいのが、前走の3勝クラス・日本海ステークスからの連勝を狙うロバートソンキーです。

形の上では条件クラスを勝ち上がったばかりなのですが、3歳時には神戸新聞杯3着から菊花賞に挑戦(6着)、2走前は格上挑戦で天皇賞春に出走した実力馬です。

5歳秋にしてキャリアが10戦しかないように、ここまで順調にレースを使ってきたとはいえず、半年以上の休養を3度経験。そうした中でオープンに上り詰めた底力は相当なものがあると判断できます。

今回の舞台となる中山コースは初めての出走。(4-1-1-0/6)の左回りに対して、右回りは(0-0-1-3/4)。一見すると右回り克服に課題がありそうです。

■ロバートソンキーの右回り成績
22/05/01 阪神 7着 天皇賞春
22/03/27 阪神 3着 御堂筋S
20/10/25 阪神 6着 菊花賞
19/06/30 福島 5着 新馬

しかし、その中身を精査していくと、右回り4走のうち2走はメンバーが揃ったG1レース。残る2戦は全くの未知数であるデビュー戦と休み明けだった今年3月の御堂筋ステークス3着。同レースの勝ち馬は続く目黒記念で勝ち馬から0.3秒差。2着馬も2走後に3勝クラスを勝ち上がり、4着馬は格上挑戦した次走のオープン特別で2着と好メンバーが揃っていましたから、単純に右回りは苦手と決めつけるのは早計でしょう。

また、前日オッズの段階ではありますが、重賞実績がまだないにも関わらず、中山巧者である昨年の2着馬ウインキートスより支持を受けているのは、ファンもその素質を高く評価しているともいえます。

2200mの距離自体は(2-0-1-0/3)と得意としており、順調にレースを使える状態面も好材料。ここは何とも不気味に映ります。 関連記事
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