新潟記念(新潟・芝2000m)はサマー2000シリーズの締めくくりとともに、夏競馬の締めくくりとなる重賞。

6月に2歳馬がデビューし、3歳馬は未勝利と一部重賞を除いては古馬との戦いになります。今回クローズアップするのは3歳馬で唯一の参戦となるフェーングロッテンです。

デビュー戦は今年のダービー馬ドウデュースと同じレースで3着。2戦目はスプリングステークス、ラジオNIKKEI賞で3着となるサトノヘリオスの2着に敗れ、初勝利は3戦目の未勝利戦。そこから2勝目を挙げるのに4戦を要しましたが、格上挑戦したオープンの白百合ステークスを鮮やかに逃げ切ると、続くラジオNIKKEI賞では中団から徐々にポジションを上げ、直線ではラチ沿いの狭いところをうまく割って出て2連勝。サトノヘリオスを逆転しました。

今回は初の古馬との戦い。毎年話題となる世代のレベルがポイントとなるのですが、過去5年の3歳馬の重賞成績を見てみると、4勝をマークした昨年より勝鞍は2勝と少ないですが、複勝率は過去5年でトップの数字を叩き出しています。

■過去5年・3歳馬の重賞成績
※下段の左から勝率・連対率・複勝率の順

22年 2-1-2-7/12
16.7% 25.0% 41.7%

21年 4-1-2-10/17
23.5% 29.4% 41.2%

20年 0-0-0-8/8
0% 0% 0%

19年 1-3-0-10/14
7.1% 28.6% 28.6%

18年 2-2-1-12/17
11.8% 23.5% 29.4%

※22年は8/28日終了時点

また、今年の芝2000mにおける世代別の成績を見てみると22勝を挙げて3歳馬がトップ。2位の4歳馬7勝差を付け、複勝率も40%を超えています。ちなみにこれも過去5年を振り返って複勝率が40%を超えているのは今年のみ。重賞成績ともども例年以上のレベルにあるといっていいでしょう。

■2022年芝2000mの世代別成績
※下段の左から勝率・連対率・複勝率の順

3歳 22-17-19-85/143
15.4% 27.3% 40.6%

4歳 15-15-16-125/171
8.8% 17.5% 26.9%

5歳 7-11-6-91/115
6.1% 15.7% 20.9%

6歳 2-2-2-48/54
3.7% 7.4% 11.1%

7歳 0-2-2-19/23
0.0% 8.7% 17.4%

8歳 0-0-0-9/9
0.0% 0.0% 0.0%

前走と同じハンデの重賞でも前走のラジオNIKKEI賞はメンバーで2位タイとなる55キロを背負っての勝利。今回は年齢差もありますが、リステッドのオープン特別と重賞を連勝しながら、馬齢重量より1キロ軽い53キロとハンデにも恵まれた印象を受けます。

軽ハンデに加え、勢いと未知の魅力にあふれる3歳馬に一票を投じる価値は大いにアリといえるでしょう!
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