昨年の勝ち馬ロータスランドは今年の高松宮記念で2着。3着だったソングラインは今年の安田記念を勝つなど、昨年の関屋記念(新潟・芝1600m)で好走した馬は、この春のG1戦線でも大活躍。今年も見逃せない一戦となりました。

今年の関屋記念からG1戦線に羽ばたく馬はどの馬か?ここで注目したいのは、当サイトの予想コラム『大リーグボール22号』でお馴染み、大魔神・佐々木主浩オーナーの愛馬ディヴィーナです。

母のヴィルシーナはヴィクトリアマイルを2連覇。おじのシュヴァルグランはジャパンカップ、おばのヴィブロスは秋華賞、ドバイターフ、兄のブラヴァスも新潟記念を勝っているオーナーゆかりの良血。いずれも古馬の重賞を勝っており、成長力に富んだ血統です。

ディヴィーナは2走前に3勝クラスを勝ち上がり、重賞経験は前走のヴィクトリアマイル1戦のみ。現時点の実績という面では少し見劣りするものの、ここまで9戦して馬券圏内を外したのはわずか2戦。重賞初挑戦となったヴィクトリアマイルも11着と大きな着順にはなりましたが、続く宝塚記念で3着に入った3冠牝馬デアリングタクトとは0.2秒差。昨年の大阪杯を勝ったレイパパレ、先日のクイーンステークスを勝ったテルツェットには先着を果たしています。

【2022年ヴィクトリアマイル】
1着 ソダシ      1.32.2
6着 デアリングタクト 1.32.7
11着 ディヴィーナ   1.32.9
12着 レイパパレ    1.32.9
13着 テルツェット   1.33.0

今回は牡馬相手ながらG3とあって相手関係は前走より楽に映るうえ、手綱をとる武豊騎手も前走から連続騎乗。特徴も掴んだでしょうし、全4勝を左回りで挙げていて、コース替わりも全く問題ないでしょう。

秋のマイルチャンピオンシップを視野に入れるためにも勝って賞金を上乗せしたい一戦。強豪相手の前走は今後への大きな経験となったはずで、これからドンドン強くなりそうな血統背景も魅力。この関屋記念はもちろん、ここをステップにこの後どんな成長を見せてくれるかも大いに注目です!
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