先週の日曜日に行われた2つの重賞はともに1番人気が着外に沈み、アイビスサマーダッシュは7番人気のビリーバーが勝ち、クイーンステークスは8番人気のサトノセシルが2着に入って好配当になりました。

1番人気が苦戦し、好配当決着が続く夏の重賞戦線。このエルムステークス(札幌・ダ1700m)も一筋縄ではいかないメンバー。好配当の気配が漂います。

そんな波乱含みの一戦で非常に不気味な存在がダノンファラオです。

2020年のジャパンダートダービーを勝っているメンバー唯一のJpn1ウイナーで、それを含め重賞を3勝している実力馬。

その一方で、気性面に課題を抱え、大敗とも隣り合わせ。馬券を買う側としては、何とも扱いが難しい馬といえるでしょう。

特に直近の2走は勝ち馬から3.0秒、3.6秒の大差負け。「買いの材料はあるのか?」と思ってしまいますよね。

実はあるんです!

直近2走の馬体重に注目です。2走前が544キロ、前走が540キロで出走。デビューからの21戦で540キロを超えての出走が3度あるのですが、いずれも大敗を喫しているのです。

3走前のダイオライト記念は536キロでの出走。4着と敗れはしましたが、渋太い走りで2着馬とは0.2秒差に踏ん張りました。

538キロで出走したチャンピオンズカップは16着でしたが、これはスタートで後手を踏んで自分の競馬ができなかったもの。この馬らしいムラッ気が出てしまったレースでした。

土曜日の掲載時点で詳しい馬体重は分からないものの、先週、今週としっかりと負荷をかけられ、動きの方もA評価を受けているように上々のもの。少なくとも太め残りはない仕上がりと見ていいでしょう。

また、交流重賞で好成績を残しているように、小回りコースが合っているタイプの馬ともいえます。

ちなみに今回は浜中俊騎手と初コンビを組みますが、初コンビで挑んだ5戦の成績は(2-2-0-1/5)。先入観なくレースに挑めるのが好結果を生んでいるのか、連対率80%の好成績を残しています。

【ダノンファラオと初コンビ騎手の好走】
19/10/26 新馬 2着(三浦)
20/02/25 1勝クラス 1着(坂井瑠)
20/11/25 浦和記念 1着(川田)
21/09/29 日本テレビ盃 2着(横山武)

この夏の北海道で函館スプリントステークス、函館記念と重賞2勝。北の大地で存在を示しているジョッキーだけに、人気はなくとも押さえておきたい激走候補です!
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