アイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000m)は日本で唯一、直線の1000mコースで行われる重賞。新潟競馬場にしかコース設定であり、『巧者』が生まれやすいコースです。
そこで注目したいのが、同コースで2戦2勝。直近の前哨戦ともいえる韋駄天ステークスの勝ち馬
マリアズハートです。
【韋駄天S勝ち馬のアイビスSD成績】
22年 マリアズハート→?
21年 タマモメイトウ→直行7着
20年 ライオンボス→直行2着
19年 ライオンボス→直行1着
18年 ダイメイプリンセス→CBC賞9着→1着
17年 フィドゥーシア→直行2着
16年 プリンセスムーン→直行3着
15年 フレイムヘイロー→直行11着
14年 セイコーライコウ→函館スプリントS4着→1着
2014年からスタートした韋駄天ステークスですが、その勝ち馬はアイビスサマーダッシュでも(3-2-1-2)という好成績。このレースに向けてのローテーションといえば、4勝を挙げているCBC賞、2勝を挙げている函館スプリントステークスというのもあるのですが、本番に直結という意味では大きく抜けたレースといえます。
また、コンビを組む
菊沢一樹騎手とは、過去2回のコンビが新潟芝1000mでの2勝。ピンポイントの騎乗でしっかりと結果を出している好相性を誇り、2019年以降の新潟芝1000mでは5位タイとなる4勝をマーク。7番人気で2勝、11番人気での3着もあり、鞍上のコース相性も申し分ありません。
やや地味に映る鞍上も、現時点で昨年と同じ勝鞍を挙げており、このペースで行くとキャリアハイ更新も確実な勢い。新潟の開幕週を飾る名物重賞で派手なパフォーマンスを期待したい人馬です。
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