今年の
中京記念(小倉・芝1800m)は牝馬に注目したいレース。ミスニューヨークに続いて、もう1頭の牝馬
シャーレイポピーと
福永祐一騎手のコンビも目が離せません。
こちらはまず、福永騎手と中京記念の相性が抜群。過去10年で8回騎乗して(1-2-2-3/8)で5回の馬券絡み。勝利こそ16年のガリバルディのみですが、それが7番人気の伏兵で、人気を下回る着順はわずか1回。全ての騎乗馬で5着以内を確保し、勝ち馬から最も離れた着差が0.4秒と騎乗すれば確実に上位争いに持ち込んでいるのです。
【福永騎手の中京記念成績】
21年 6人2着 カテドラル
20年 7人5着 ミッキーブリランテ
19年 1人3着 プリモシーン
18年 7人4着 フロンティア
17年 2人2着 グランシルク
16年 7人1着 ガリバルディ
15年 8人5着 カオスモス
13年 3人3着 リルダヴァル
また、福永騎手といえば小倉コースが非常に得意。2017年以降、30回以上の騎乗があるジョッキーの中で勝率、連対率、複勝率がいずれも3位。上には川田騎手、M.デムーロ騎手がいるものの、大きな差はなく、川田騎手は中京記念において(1-0-0-5/6)とやや苦戦しています。
さらに、福永騎手は近況のリズムも好調。先週は小倉で4勝を挙げ、18日に盛岡競馬場で行われた交流重賞・マーキュリーカップではバーデンヴァイラーを重賞初制覇へ導きました。
中京記念でコンビを組むシャーレイポピーは、バーデンヴァイラーと同じキャロットファームの所有馬。3歳時のチューリップ賞では0.3秒差の5着、紫苑ステークスでも0.4秒差の4着と重賞での好走経験も持ち合わせています。
今回は52キロの軽ハンデでの出走となりますが、福永騎手は52キロの斤量でも好成績を残していて、2019年以降、連対率54.4%、複勝率64.9%のハイアベレージを叩き出しているのです。
【福永騎手の52キロ騎乗成績】
(18-13-6-20/57)
勝 率 31.6%
連対率 54.4%
複勝率 64.9%
※2019年以降
祖母にオークスと阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったトールポピーを持つ良血馬でもあり、ハンデも味方に絶好調の鞍上が月曜日に続いてパートナーを重賞初制覇へ導けるか大いに注目です!
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