函館記念(函館・芝2000m)は、昨年、一昨年と2年連続で2ケタ人気が2頭馬券に絡んでいる波乱含みのレース。
春のG1シーズンが終わった時期的なもの、またハンデ戦ということで、一長一短のメンバー構成になりやすく、一筋縄ではいかないレースとなっているのでしょう。
今年も上手に穴馬を見つけたい一戦。ここで注目したいのが、古豪
ジェネラーレウーノです。
3歳時に京成杯、セントライト記念と重賞を2勝。クラシック3冠全てに出走し、皐月賞では3着に入っている実力馬。ところが、セントライト記念以降は4~5歳時に1年8カ月の長期休養があったこともあって成績が低迷。直近では8戦のうち7戦が2ケタ着順で、手が出しづらい存在ではあります。
しかし、それをカバーできるのがハンデキャップ競走の利点。今回は前走の巴賞から一気に5キロ減となる54キロ。過去に3度59キロで出走しているのですが、その次走は着順こそひと息も、レース内容はグッと良くなっているのです。
【59キロ出走直後のレース】
21/10/17
オクトーバーS 59キロ 着差2.3
↓
21/11/27
キャピタルS 57キロ 着差1.0
22/01/08
ニューイヤーS 59キロ 着差1.6
↓
22/02/20
小倉大賞典 55キロ 着差0.8
22/07/03
巴賞 59キロ 着差1.2
↓
22/07/20
函館記念 54キロ 着差?
過去の傾向からいけば、59キロのあとは勝ち馬からの着差が大きく縮まっているのですが、その59キロでのレースぶりも徐々に良化中。斤量減が更に大きくなった今回はちょっと気になりませんか?
7歳にはなりましたが、4~5歳時に1年8カ月の長期休養があったこともあってキャリアは20戦に満たない19戦と比較的フレッシュ。しかも7歳といえば、『FILE No.2 まだまだやれる!見限り早計の実績馬が函館で大穴をあける!?』でも触れられているように、このレースでは好配当のカギを握る年齢でもあります。
しかも、函館記念は逃げ馬が(3-1-0-7/11)、先行馬が(4-5-6-18/33)で逃げ・先行馬が好走しているレース。何とも不気味な1頭です。
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