今年のアイビスサマーダッシュ(G3)で注目を集めているのが、藤田菜七子騎手に乗り替わるラブカンプー(牝5)。
前走のCBC賞では51キロの軽ハンデと渋った馬場も味方したとはいえ、13番人気(単勝93.1倍)の低評価を覆して逃げ切った。
今回は前走から5キロ増となる56キロも、2018年の同レース2着馬だけにコース替わりは気にならない。一本調子の脚質だけに直線競馬でパフォーマンスを上げる可能性すらある。
しかし、金曜午前に確定した枠順は最悪の1枠2番。新潟直線芝1000mの内枠不利は競馬ファンにも広く知られているが、アイビスSDの1枠は過去10年で馬券に絡んだ馬はゼロという鬼門だ。
▼アイビスSD枠順別成績(過去10年)
1枠(0- 0- 0-17)複勝率0.0%
2枠(2- 2- 2-11)複勝率35.3%
3枠(0- 0- 0-17)複勝率0.0%
4枠(1- 1- 0-18)複勝率10.0%
5枠(1- 1- 1-17)複勝率15.0%
6枠(1- 3- 1-15)複勝率25.0%
7枠(1- 1- 5-17)複勝率29.2%
8枠(4- 2- 1-17)複勝率29.2%
昨年は18年の勝ち馬ダイメイプリンセスが2番人気で6着に敗れたのを筆頭に、全17頭で掲示板に載った馬すら1頭もいない“死に枠”。これで人気なら嫌って妙味アリだろう。
枠順別成績では定説どおり8枠が(4-2-1-17)勝率16.7%、連対率25%、複勝率29.2%と群を抜いており、直近5年連続で1頭以上が3着以内に入っている。昨年も直線競馬は初めてのオールポッシブル(9人気)が、8枠16番から3着に激走した。
今年同枠に入ったクールティアラは4走前に新潟芝1000mの稲妻S(3勝クラス)を勝利。今回は休み明けの韋駄天S(6着)を叩いた上積みが見込めるだけに、絶好枠を味方に大駆けがあっても驚けない穴馬だ。
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