今週より東西のメイン開催場は東が東京から福島、西が阪神から小倉へと移り、いよいよ本格的な夏競馬がスタートします。
ラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)は3歳限定重賞で唯一のハンデ戦。馬券的な難しさはあるものの、一昨年の2着馬パンサラッサは今年のドバイデューティーフリーを勝ち、18年の2着馬フィエールマンは19、20年の天皇賞春を連覇。15年から18年の勝ち馬は全て古馬になってからも重賞勝ちを積み上げており、将来性豊かな馬が顔を揃える楽しみな一戦です。
将来性ということで注目してみたいのが
ボーンディスウェイです。
暮れのホープフルステークスでは10番人気の低評価ながら勝ち馬から0.5秒差の5着。続く弥生賞も9番人気ながら3着と激走。勝ったアスクビクターモアは日本ダービーで3着、2着のドウデュースは日本ダービーを勝つハイレベルの一戦でクビ+1/2馬身差に踏ん張ったのですから、世代トップクラスの地力を持っているのは間違いないところでしょう。
重賞、オープンでの連対がないのが幸いしてか、1番人気候補で毎日杯2着のベジャールがトップハンデの56キロに対して、こちらは1キロ軽い55キロ。弥生賞の内容を加味すれば、恵まれたハンデに落ち着きました。
また、今回の舞台である福島1800mは勝利こそありませんが、新馬戦、2戦目の未勝利戦で2、3着。ちょうど1年ぶりの参戦で同時期の輸送を経験しているのも強みでしょう。
日本ダービー上位馬を相手に互角の走りを見せたボーンディスウェイに大注目です!
■ベジャールの戦績
03/26 毎日杯2着
勝ち馬 ピースオブエイト
ダービー
18着
■ボーンディスウェイの戦績
03/06 弥生賞3着
勝ち馬 アスクビクターモア
皐月賞5着・ダービー
3着
3着馬 ドウデュース
皐月賞
3着・ダービー
1着
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