ここ2年はグランアレグリア、アーモンドアイという歴史的名牝が勝っているヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)ですが、過去10年で1番人気は(3-2-0-5/10)で連対率50%を確保するものの、2番人気が(0-0-1-9/10)、3番人気が(0-1-1-8/10)と不振。伏兵馬の台頭も度々見られるレースです。
今年注目したいのは大魔神・佐々木主浩オーナーの愛馬でもある上がり馬ディヴィーナです。
ここまでキャリアはわずか8戦。1年前にはまだデビューもしておらず、前走で3勝クラスを卒業したばかり。それゆえに実績面で強調することはできませんが、それを補って余りある魅力に溢れています。
まずは血統面。母ヴィルシーナは3歳時に桜花賞、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯でいずれも2着。牝馬3冠レースはジェンティルドンナの前に涙を飲みましたが、古馬になってヴィクトリアマイルを2連覇しています。
弟にジャパンカップを勝ったシュヴァルグラン、妹に秋華賞、ドバイデューティーフリーを勝ったヴィブロスがいて、母となってからも新潟記念を勝ったブラヴァスを産んでいる名牝です。
父のモーリスは現役時代に日本と香港でG1を6勝。そのうちマイルG1を4勝し、東京では安田記念の他、2000mの天皇賞秋を勝ち、類まれな成長力と安定したレースぶりで一時代を築きました。8戦4勝、2着1回、3着2回。馬券圏内を外したのはわずか1回というディヴィーナの安定感は父譲りのものかもしれません。
条件クラスながら、抜群の安定感を誇るディヴィーナ。東京コースの経験はないものの、4勝はいずれも左回りの中京コース。2着も中京コースで、左回りでは連対を外したことがありません。しかも4勝のうち3勝はマイル戦で挙げています。また、母のヴィルシーナは重賞3勝がいずれも東京のマイル戦でしたから、東京初見参は非常に楽しみなものといえるでしょう。
ディヴィーナの左回り成績
22/03/19 1着 豊橋S(芝1600m)
22/01/05 1着 2勝クラス(芝1600m)
21/12/12 1着 1勝クラス(芝1600m)
21/09/18 2着 金山特別(芝2200m)
21/05/22 1着 未勝利(芝2000m)
条件クラスを勝ったばかりでG1出走にこぎつけた運も味方に、アッと驚く大駆けが見られるか大いに注目です!
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