5日に行われた交流Jpn1のかしわ記念は牝馬のショウナンナデシコが勝利。これは1996年にかしわ記念が中央交流重賞となってから初の快挙となりました。一昔前はウオッカ、ダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、近年でもアーモンドアイ、グランアレグリア、クロノジェネシスなど、牝馬が牡馬を蹴散らすシーンが多々見られます。
今週のNHKマイルカップ(東京・芝1600m)も牝馬の活躍が多いレース。直近10年でもメジャーエンブレム、アエロリットが勝利を挙げ、4頭が2着に入っています。
一口に牝馬が活躍するといっても、その数字を紐解くと、関東馬が(2-3-0-9/14)に対して関西馬は(0-1-1-14/16)と未勝利で、圧倒的に関東馬が優勢。3頭いる美浦所属の牝馬の中でも注目したいのが、昨年のデイリー杯2歳ステークス2着のソネットフレーズです。
ここまでキャリア2戦と、経験の浅さは否めないものの、前走のデイリー杯2歳ステークスでは、次走の朝日杯フューチュリティステークスでも2着となり、このレースでも人気の一角となりそうなセリフォスとクビ差の2着。のちにファルコンステークスを勝つプルパレイ、フラワーカップを勝つスタニングローズに先着しており、素質は全くヒケを取りません。
今回は鞍上がルメール騎手から乗り替わるのも興味深いポイント。今年のG1ではフェブラリーステークスのカフェファラオ、皐月賞のジオグリフがルメール騎手からの乗り替わりで勝利。フローラステークスもデビューから2戦続けて手綱をとったエリカヴィータがルメール騎手から田辺騎手へ乗り替わって勝利を挙げています。
ルメール騎手から乗り替わった重賞連対馬
・皐月賞
ジオグリフ(福永) 5人気1着
・フェブラリーS
カフェファラオ(福永) 2人気1着
・フローラS
エリカヴィータ(田辺) 5人気1着
・毎日杯
ベジャール(藤岡康) 9人気2着
バトンを受けた横山武史騎手といえば、高松宮記念、大阪杯、桜花賞、皐月賞で奇しくもソネットフレーズと同じキャロットファームの馬で上位人気に支持されながら、いずれも掲示板外に敗れており、今回は期するものがあるはず。先週の天皇賞春で兄の横山和生騎手がタイトルホルダーで勝ったことも刺激となっているでしょう。
半年ぶりの実戦で超えるハードルは高いですが、それをクリアできる可能性を大いに秘めた1頭です。
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