今年のマイラーズカップ(阪神・芝1600m)は、重賞未勝利のエアファンディタ、エアロロノア、重賞を勝っていますが、3歳以降は馬券に絡んでいないレッドベルオーブが注目されています。

この3頭に関しては、未知数の部分があるのは確か。ここで取り上げたいのは、忘れてはならない昨年の覇者・ケイデンスコールです。

2歳時に新潟2歳ステークスを勝ち、3歳時にもNHKマイルカップで2着。その後、長く不振に陥るも、5歳時の京都金杯で復活。中山記念2着を経て、昨年のこのレースで重賞3勝目を挙げました。

その後は再び大きな着順が続いていますが、今回は大変身、復活へ向けての起爆剤を複数持っているのです。

1つは鞍上が岩田康誠騎手に戻ること。前走手綱をとった石橋脩騎手も新潟2歳ステークスを勝ち、NHKマイルカップで2着に導いたジョッキーですが、長い不振から目覚めるキッカケを作ったのは岩田康誠騎手。好位追走の早めの競馬を試みたあとのスイッチというのも不気味に映ります。

次は斤量面。前走の東京新聞杯は自身初となる59キロを背負ってのレース。しかも、元々斤量面に少し不安を抱えるタイプでもあり、失速したことには情状酌量の余地があるといえます。今回は57キロといっても前走から2キロ軽くなってのレース。57キロを背負っていた昨秋の一連のレースより相手関係が軽くなるのも大きなプラスでしょう。

最後に、ここは連覇を狙うレース。1984年のグレード制導入以降、連覇を果たした馬は1991、1992年のダイタクヘリオス、2011、2012年シルポートの2頭。勘のいい方は気付いたでしょうか?どちらも下1ケタ1~2年に連覇を達成しています。

ちなみに2001年の勝ち馬ジョウテンブレーヴは翌2002年は3着と2年続けて馬券絡み。なんと、○1年の勝ち馬はいずれも翌年も馬券に絡んでいるのです!

グレード制導入以降のマイラーズC連覇
・1991年 1着ダイタクヘリオス
・1992年 1着ダイタクヘリオス

・2011年 1着シルポート
・2012年 1着シルポート

参考
・2001年 1着ジョウテンブレーヴ
・2002年 3着ジョウテンブレーヴ

あっと驚く復活劇へ、密かに最高の条件が揃ったといえるでしょう。

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