今年の大阪杯(阪神・芝2000m)は、昨年の年度代表馬エフフォーリア、5連勝中の上がり馬ジャックドールの2強。もしくは昨年の覇者レイパパレを含む3強といった様相ですね。

2強、もしくは3強が、その力を存分に発揮して上位を独占するのも魅力ですが、先週の高松宮記念のように時には大波乱となるのも競馬の魅力です。

期待はもちろん後者。このレースには穴のBIGBOSSが控えているからです。

今年の重賞は、年明けから1番人気が19連敗を喫するなど荒れたレースが多くありました。古馬の中距離レースに絞ってもマイネルファンロンが11番人気で2着に入ったアメリカジョッキークラブカップ、12番人気のアフリカンゴールドがアッといわせた京都記念が思い出されます。

波乱を演出した2頭の共通点は分かりますでしょうか?

どちらも昨年12月の中日新聞杯に出走した馬です。

このレースは、後に重賞で好走した馬を多く輩出していて、先の2頭の他にもアメリカジョッキークラブカップを勝ったキングオブコージ、同レース3着で、続く日経賞でも2着に入ったボッケリーニ、日経新春杯で9番人気3着となったヤシャマルも中日新聞杯に出走していました。

そして!その中日新聞杯を勝ったのが穴のBIGBOSSショウナンバルディです。

中日新聞杯の後は日経新春杯12着、金鯱賞6着と敗れていますが、日経新春杯は距離が少し長かった印象。前走の金鯱賞はそれまでの先行策から一転、控える競馬で終い差を詰めての6着。上がりはメンバー3位で、2着馬とは0.4秒差。レース内容は悪くありませんでした。

何よりも、この馬の個性が穴のBIGBOSSそのものです。重賞では人気薄で好走し、さらに遅いデビュー戦となった初勝利も10番人気でした。
人気薄での好走
・中日新聞杯 8人気1着
・七夕賞 9人気2着
・鳴尾記念 9人気2着

デビューから1番人気に支持されたことは1度もなく、(5-4-4-14/27)で13回ある馬券圏内のうち3番人気以内はたった3回。まさに生粋の穴馬なのです!

先週の高松宮記念は3連単278万馬券。「カンタン即実践ボックス予想・高松宮記念」で的中をお届けしたワイドでも4万円の超高額配当が飛び出しました。

野球界のBIGBOSSこと新庄剛志監督率いる日本ハムも、3月31日に5連敗を止めて初勝利を挙げています。

今年の穴馬券に深く関わる昨年の中日新聞杯組。今度は、競馬界で穴のBIGBOSSショウナンバルディがG1初勝利を目指します!
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