今年の高松宮記念(中京・芝1200m)は前走を勝った馬が5頭、2着馬が4頭と好走して大一番に挑む馬が多く見られます。

その中には「快速血統が大舞台で開花する!今年は絶好のチャンスを迎えた伏兵馬」で取り上げたトゥラヴェスーラを含めて7歳馬が3頭。ここで注目したいのは一昨年の3着馬で、前走の阪急杯で久しぶりの勝利を挙げたダイアトニックです。

元々デビューから大事にレースを使われ、4歳秋にスワンステークスを勝つまで掲示板を外したことがなかった実力馬。G1初挑戦となった次走のマイルチャンピオンシップこそ10着と初の大敗を喫すも、その後は再び安定した走りを見せ、高松宮記念でも3着とG1に手が届くところまで上り詰めました。

その後は、骨折で戦線離脱を余儀なくされるなど、順調さを欠きましたが、仕上げに定評があるベテラン・岩田康誠騎手が調教から手綱をとって今年の京都金杯で復帰すると、中団から渋太く脚を伸ばして勝ち馬から0.1秒差、12番人気の低評価を覆しての4着と好走しました。

そして、迎えた前走の阪急杯ではスタートから鞍上の岩田騎手が抑えるのに苦労する抜群の行きっぷりを見せ、直線ではラチ沿いの狭いところを割って出て先頭。そのまま後続を振り切って完全復活を果たしました。

7歳といっても、しっかり間隔をとりながら大事に使われ、骨折による長期休養もあり馬体はフレッシュ。前走のパフォーマンスからも衰えは微塵も見られません。

3戦連続の騎乗となる岩田騎手、短距離王国の安田隆行厩舎にとっては相性のいい舞台でもあります。

岩田康誠騎手の過去10年成績
・(1-2-1-4/8) 複勝率50.0%
・2013年にロードカナロアで優勝

安田隆行厩舎の過去10年成績
・1着
2021年 ダノンスマッシュ
2013年 ロードカナロア
2012年 カレンチャン

・3着
2020年 ダイアトニック
2012年 ロードカナロア

過去10年で複数回馬券になった馬が5頭いるリピーターが多いレースでもあり、好走材料にあふれているこの馬を軽視するのは禁物でしょう!
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