うまスクエア

日経賞(中山・芝2500m)は有馬記念と同じ芝2500mが舞台。中山競馬場はコース巧者が生まれやすい競馬場で、コース実績を持つ馬を狙うことは、とても有効な馬券作戦といえます。

メンバーを見渡すと、やはりコース巧者が多いのですが、今年狙ってみたいのは今回が2度目の重賞挑戦となるスマイルです。

勝鞍全てが中山で挙げたものであり、中山4勝はクレッシェンドラヴと並んでメンバー最多。(4-1-1-2/8)で連対率65.5％と非常に安定した成績を残し、今回の2500mでも2着の経験を持っています。

前走のアメリカJCCは8着で、中山では初めて掲示板を外しました。しかし、後方待機の馬が上位を占める中、3コーナーから積極的にポジションを押し上げ、一旦は先頭に立とうかという見せ場たっぷりの内容。勝ち馬から0.6秒差に踏ん張り、今後に期待が持てる一戦でした。

出世が遅れて条件クラスが長かった馬ですが、のちに中～長距離重賞で好走するフライライクバード、ヤシャマル、ディアスティマらと上位を争い、さらに前走の渋太い走りで重賞でも戦えるメドは立ったといえるでしょう。

今回はさらに相手が強くなるものの、自身も6歳ながらキャリアが浅く伸びしろ十分で、何より自分の庭ともいえる中山コース。直線ではG1ウイナーのタイトルホルダーと壮絶な叩き合いが見られるかもしれません。

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