先週のチューリップ賞は阪神JF上位組が強く、レース経験より素質、センスが問われるのに対して、このフィリーズレビュー(阪神・芝1400m)はクラシックに挑もうかとする馬には少し多いキャリア5戦以上の馬が多く活躍しているレースです。

同じ桜花賞トライアルでも趣が大きく違っており、このレースは叩き上げのタイプに注意が必要でしょう。そこで白羽の矢を立てたいのが、キャリア6戦のサブライムアンセムです。

初勝利に3戦を要し、前走でようやく未勝利を卒業しています。それも、1位入線馬の降着による繰り上がりでの勝利と道のりは決して平坦ではありませんでした。

サブライムアンセムの戦績
中京 芝1600m 未勝利 1着 繰り上がり
中京 芝1400m 未勝利 2着
阪神 芝1400m 未勝利 2着
阪神 芝1400m 未勝利 2着
中京 芝1600m 未勝利・牝 11着
新潟 芝1600m 新馬・牝 4着

格上挑戦でのトライアル出走で超えるべきハードルは高いですが、それでも狙ってみたい魅力が複数あります。

母系は、名牝シンコウラブリイやオークス2着のチェッキーノがいる筋の通った良血。レース経験を積むごとに道中の行きっぷりが良くなり、終いの切れ味も増してレース内容が安定感が出てきました。

前走も降着による勝利ですが、結果的に進路妨害がなければ勝っていたと認められた上でのもの。ここに来ての地力強化は目を見張るものがあります。

また、フィリーズレビューは前走から距離を短縮した馬が過去10年で7勝を挙げているレースです。それを考慮しても前走(1600m)での勝利は、非常に大きな意味があります。

奇しくも今回手綱をとるのは、前走で1位入線を果たしながら降着となったハギノモーリスに騎乗していた池添謙一騎手

この馬の渋太さは体感しているでしょうし、ここ一番の勝負強さには定評のあるジョッキー。抽選なしで出走が叶った運もあり、何とも不気味な1頭です。

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