うまスクエア

中山記念(中山・芝1800m)は春のG1やドバイ遠征を控える馬、得意の舞台に全力投球してくる中山巧者がぶつかる伝統の一戦。

今年は、一昨年のホープフルステークスの覇者ダノンザキッドの参戦に注目が集まります。

メンバー唯一のG1ホースで、皐月賞こそ崩れましたが、復帰した秋の2戦は富士S4着、マイルチャンピオンシップ3着と力のあるところを見せています。

特に、前走のマイルチャンピオンシップは勝ったグランアレグリアとコンマ2秒差。見せ場たっぷりのレースでした。

中山記念は、4歳馬が強いレースです。その実績から1番人気の支持を受けそうですが、ここに大きな落とし穴があります。

中山記念・人気別成績

1番人気 (3-0-0-7/10)
2番人気 (3-2-2-3/10)
3番人気 (3-1-1-5/10)

過去10年、1～3番人気の馬がそれぞれ3勝を挙げていますが、1番人気は2着、3着がゼロ。4～6着が各2回で大敗こそないものの、字面ではいわゆる「ピンかパー」の成績になっています。

しかも、勝った3頭はいずれも関東馬。前年に皐月賞2着、マイルチャンピオンシップを勝って臨んだ18年のペルシアンナイトも取りこぼす結果となりました。

コントレイルが引退し、西のエース候補として打倒エフフォーリアに名乗りを上げたいところですが、関西馬のダノンザキッドにとっては嫌なデータです。

近年のレース傾向から過信は禁物かもしれません。

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