うまスクエア

フェブラリーステークス(東京・ダ1600m)はコース巧者が活躍しやすいレース。連覇こそコパノリッキー1頭も、ここ10年だけでコパノリッキーを含む6頭が2度以上馬券に絡んでいます。

ここで取り上げるアルクトスは東京コースで5勝。うち4勝が今回と同じマイル戦という東京巧者。しかし、その数字だけで安易に飛びつくのは危険かもしれません。

初勝利を東京のマイルで挙げ、19年5月の欅Sまで東京コースは(5-1-0-1/7)で唯一の着外は芝のレース。ダートではマイル4戦4勝でほぼ完璧な成績を残していました。

その成績もあって、初めてこのレースに挑んだ20年は4番人気に支持されながら、勝ち馬から1秒8差の9着と完敗。

その後の東京コースのレースでも昨年の根岸Sこそコンマ2秒差の4着と踏ん張りを見せるも、続くフェブラリーSでは2番人気の支持を受けながら前年と同じ9着と完敗を喫しています。

さらに、前記の欅S以降で馬券に絡んだのはいずれも交流重賞で、JRAの競馬場では1度も馬券に絡んでいません。

今年は重賞2連勝。南部杯連覇の実績を引っさげての3年連続参戦。混戦模様とあって前年と同等、あるいは前年以上の支持を受ける可能性もありますが、重賞での苦戦ぶりを見ると全幅の信頼は置けないところです。

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