うまスクエア

昨年の勝ち馬エフフォーリアは皐月賞、天皇賞秋、有馬記念を勝利。名馬への登竜門として古くから多くの名馬を輩出している共同通信杯(東京・芝1800m)。歴史の目撃者となるとともに、しっかり馬券も獲りたいところです。

今年もクラシック候補が名を連ねる一戦で注目したいのがアバンチュリエです。

勝鞍は新馬戦のみ。形の上では格上挑戦も、その初勝利で破ったのが、すでに2勝を挙げ、シンザン記念で勝ち馬からクビ差2着の惜敗だったソリタリオ。

スタートで後手を踏み、後方からの競馬を強いられながら、直線一気の脚で豪快に差し切ったものでした。

その後の2戦も好メンバーが揃ったレースに駒を進め、ともにスタートで後手を踏み、勝負どころでの反応もひと息。まだまだ若さをのぞかせる中でメンバー最速の上がりを繰り出すなど、高いポテンシャルを垣間見せています。

デビューから3戦連続で最速の上がりをマーク。これは共同通信杯において大きな武器で、過去10年の勝ち馬9頭が上がり3位以内、最速をマークした馬は4勝を挙げています。

過去3戦のレースぶりから東京1800mへのコース替わりはプラスとなりそうで、さらに今回手綱をとるのは、昨年エフフォーリアを勝利に導き、関東リーディングにも輝いた横山武史騎手。

また、オーナーのDMMドリームクラブとしても、エースに君臨したラヴズオンリーユーに替わる新たなエース登場が期待されるところ。

若武者の連覇とクラシックの新星誕生が非常に楽しみな一戦です。

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