マイルCS(G1) 攻略パック
マル秘話・番外編
秋の連続GI開催真っただ中、次週には夢の対決が現実となるジャパンカップが行われるが、今週のGIマイルチャンピオンシップも、古馬・3歳・牡馬・牝馬それぞれのGI馬が揃う近年稀に見る好メンバー、非常に楽しみでならない。
その前日の阪神、重賞は無いが、メインレースの準重賞
アンドロメダステークスはなかなか注目の一戦。
重賞勝ち馬が多いこともあるが、やはりアドマイヤビルゴの参戦が話題性を呼んでいる。
セレクトセールで税込み6億円を超える超高額で取引されたアドマイヤビルゴ、そして鞍上に武豊騎手が跨っている事でもさらに話題を呼んでいる。
ゆえに、今回のみならず今後も注目されていくことだろう。
とはいえ、まだ条件戦を勝ち上がったばかりで今回が初めての古馬相手のオープン、キャリアも浅く未知数な面もある。
注目されているだけに人気にはなりやすく、馬券を考える上ではいろいろと難しいところ。
馬券的に注目してみたいのは…
最後の勝利は2017年12月のチャレンジカップ、連対したのは2018年8月の小倉大賞典以来無く、ここのところの敗戦続きですっかり人気を落としている
サトノクロニクルだ。
その重賞での好走実績は今回のメンバーでも上位のものがあるのだが、脚部不安で1年6カ月の超長期休養から復帰した今年のレースが全く冴えず、見せ場も無い敗戦が続いている。
但し、今回は少し状況が違う。
その長期休養から復帰後は、脚元の様子を見ながら坂路ばかりの調教だったのだ。しかしこの中間は、CWのコースで負荷を掛けて追われてきている。
実に、コース追いは小倉大賞典で2着した時以来の事。そう、漸くこの馬本来の調教に戻って来たとも言えるだろう。
また、レース振りにピリッとするところが無いため、シャドーロールも着用、工夫をこらしてきている。
ダービー2着馬サトノラーゼンの半弟で、デビュー当時から能力を買われている素質馬。脚部不安で長期休養を余儀なくされ、復帰以降は不甲斐ない成績が続いているものの、陣営としてもこのままでは終わらせられないという思いもあるのだろう。
能力通り走れば重賞の1つや2つは勝てる馬、準重賞のここなら、まともに走りさえすればアッサリ勝ってもおかしくない。
アドマイヤビルゴの走りもちろん注目だが、サトノクロニクルは走りだけではなく馬券的にも注目してみたい。
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