うまスクエア

いよいよ日曜日は、父ディープインパクトに次ぐ無敗の三冠馬に向けてコントレイルが挑む菊花賞。

鞍上は福永騎手、キングヘイローの日本ダービーは大昔の話、今はその日本ダービー２勝のベテラントップジョッキー、プレッシャーに耐え結果を出せるジョッキーに成長している。

このコントレイルに関して、本当に乗りやすく、操作性も高く、不安が全くないというくらい自信に満ち溢れている。

競馬に絶対は無いが、三冠達成の可能性は極めて高いだろう。

ただ馬券を買う以上、配当は追いかけたいもの。先週取り上げたのソフトフルートの様な存在を見付け出したい。

前走は古馬相手の芝1800ｍの毎日王冠に挑戦したサトノインプレッサ。

実は当時、このコーナーでも取り上げたのだが、同じ1800ｍの重賞毎日杯を勝っていることもあり、ダービーからの距離短縮はプラスに出るかも知れないと参戦。そしてこのレースの結果次第で、秋の天皇賞か、若しくはアルゼンチン共和国杯か、それとも改めて菊花賞に向かうか、その指針とするレースでもあった。

結果はブービーの10着に大敗。大きく出遅れてしまい流れに乗れなかった事もあるが、思っていた以上に動けなかった。

しかし、決して出来が悪かったワケでは無く、逆に調教で跨っていた坂井瑠星騎手が「今ならコントレイルにも勝ってしまうかも…」と言うほど状態が良く、この結果にはその坂井瑠星騎手も拍子抜けしていた。

ただ、レースで走っていなかったからか、疲れは全くなく、その後も調教で乗っている坂井瑠星騎手曰く「状態はさらに上がってきている」という。

師匠の矢作師も「ジョッキーが自信を持っている」とコメントしているように、とにかく状態に関してはジョッキーが自信を持っていて、矢作師に菊花賞出走を申し出て参戦が決まった。

毎日王冠から中一週で菊花賞参戦、過去に例を見ない臨戦過程だが、師匠に直談判して使って貰った経緯、まして前走の毎日王冠は騎乗停止中でレースに騎乗できなかった悔しい一戦、今回に賭ける坂井瑠星騎手の思いは強いはず。

コントレイル断然の菊花賞だが、意外と最大のライバルは同僚にあるのかも知れない。注目して見たい。

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