CBC賞の『CBC』とは、中部日本放送株式会社の略称。競馬を楽しむ皆さんは「CBC賞=中京競馬場」と認識しているだろうが、これは前述の会社が名古屋に拠点を置いているからこそ。
しかし今年はCBC賞が阪神で開催される。これは、秋から京都競馬場が改修工事となるため、夏の間から変則日程が組まれているのが一つの理由。本来であれば中京開催となるこの夏競馬前半も、前開催に引き続き阪神で競馬が行われる。
ここでポイントとなるのが馬場状態。このCBC賞は本来、中京競馬の開幕週に開催されるレース。例年は綺麗な馬場で開催が行われるのだが、今年は1か月以上使い続けてダメージの蓄積された阪神コースでの開催となるため、普段とは異なる状況でのレースとなる。
特に6月の阪神開催は梅雨時期故に雨に祟られるシーンもあったため、パンパンの良馬場で高速時計が記録されたレースはほとんどなく、時計のかかる状況が続いていた。
この馬場状態を考えれば、ジョイフルの一発に期待が出来る。
本馬はゴール前で先行勢の脚が上がり、レースラップの失速率が高くなったところを差し込むのがスタイル。開幕週の高速馬場ではなかなか先行勢が失速しないため、最後まで差を詰め切れずに終わってしまう。
しかし今年のCBC賞は、使い込まれた上に、降雨の影響である程度の道悪となりそうな阪神での開催。これならば極端なスローペースにでもならない限り、ゴール前の1ハロンはみな脚の上がる苦しい展開となるはず。そこを鋭く差し込める本馬の末脚性能の高さに要注意だ。
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