今週は月曜日までの3日間開催、その月曜日の重賞は中山で菊花賞トライアルのセントライト記念が行われる。
現時点での菊花賞の賞金ボーダーは、秋華賞ほどでは無いにしろ、今年は牡馬も例年より高く、2勝クラスを勝った3勝馬(収得賞金1500万円)は抽選になる想定。
ゆえに1勝クラスを勝った収得賞金900万円組が菊花賞へ駒を進めるためには、このセントライト記念か次週の神戸新聞杯で優先出走権を得るか、自己条件に出走し勝って抽選に挑むかの選択となる。
ラインハイトもそんな一頭だった。
ただ、次週の神戸新聞杯は、無敗の2冠馬コントレイルが始動するとあって、議席がひとつ少ないこともあり、陣営は今週の日曜日の中京の自己条件に出走するか、月曜日のセントライト記念に回るかの二択を思案していた。
最終的には、前述通り今年は3勝しても出走が確実ではないため、菊花賞へ確実に出走できる優先出走権を得るためにセントライト記念を選択してきた。
鞍上の北村友一騎手は、どちらに出走しても騎乗できる様に日曜中京、月曜は中山で予定を組み、出走予定レースはどちらも体を空けていたそうだ。ここ2連勝で騎乗していただけに、もちろん感触も掴んでいるのだろう。
管理する石坂正師は、今年のクリスマスで70歳になるため、来年の2月で定年となる。
ゆえに、今年の菊花賞が最後のクラシック。ジェンティルドンナやシンハライトで牝馬のクラシックは制してきたが、牡馬のクラシックには縁がなく、最後のクラシックに対する思いは強いはず。
このラインハイトは、デビューから3戦は3着続きだったが、骨折で休養を余儀なくされたことが奏功し、その休養で心身とも成長し復帰してからアッサリ2連勝を上げた。そして、秋を見据え夏は待機、ここは満を持しての出走となる。
春のクラシック戦線、重賞戦線で上位を賑わせてきた実績馬が揃っているが、それらを破ってこそ本番に楽しみが出てくるというもの。
石坂正師の最後のクラシック、その菊花賞への出走が叶うか、まずは注目してみたい。
そしてもし勝つ様なら…その先も夢も膨らんでくる!
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