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宝塚記念(G1) 阪神芝2200m

この春はコロナ騒動で競馬界も揺らいだが、クラシック戦線で牡馬・牝馬ともに2冠馬が誕生する歴史的な世代。開催が中止になって、この逸材2頭が埋もれる事が無くて本当になにより。

今週日曜は、その騒動の中いよいよ上半期最終日を迎える。

フィナーレを飾るGIは宝塚記念

今年は2007年以来のフルゲート18頭立て、しかもGI馬8頭が顔を揃え、歴史的な年の上半期の締め括りに相応しいレースとなった。

前売り1番人気はやはりサートゥルナーリア。アーモンドアイの様に間を空けた方が良いパフォーマンスを魅せている馬、まして得意の阪神コースともなれば当然か。

以下は大阪杯でワンツーを決めた牝馬ラッキーライラックとクロノジェネシス、7着だったブラストワンピースと続いている。

大阪杯の1・2着、そして7着馬が単勝オッズ3桁の2~4番人気、5着ワグネリアンでも15倍程の配当となっている。ところが…

4着だったカデナは、単勝50倍近くある人気薄、ここに違和感を感じる方はいるだろう。

前走の大阪杯の好走が内を回ってのものでフロック視されているとこともあるのか…。

しかし、本来は差し馬のダノンキングリーが我慢できずに逃げたようなスローの、後方から追い込むには厳しい展開。

それを直線最後方から差して来たのだからフロック視するのは危険極まりない。

ましてメンバー中、上がり3F最速、しかも抜けた脚を使っているのだから。

少なくとも、同じく内を回ったワグネリアンよりは評価されていいと思うのだが…

2歳のデビューから弥生賞を勝つまで、全て出走メンバー中最速上がりの決め手を繰り出し、一時はクラシック有力候補とも言われたカデナ。ただその後しばらく、その決め手は影を潜めスランプに陥っていた。

それが昨年の夏前辺りから再び終いの決め手に切れ味が戻り、今年の2月の小倉大賞典では、やはり出走メンバー中で最速上がりの脚を繰り出し、久しぶりの勝利を挙げた。

どうやらここにきて、かなり馬も力を付け、一時のスランプの時期とは別馬になっているようだ。

今回の舞台は大阪杯とほぼ似たコース形態、今度は頭数が多くなるので馬込をどう捌くかの課題はあるものの、前走時とは違い先行馬も揃いある程度は流れてくれる事だろう。

また、今の梅雨時期の馬場というのも、小倉大賞典の時が良馬場とは言え、ひと雨あって緩い馬場だった事を考えれば、マイナスにはならない。

大阪杯組の中で、意外なほど評価の低いカデナ、注目してみたくなる。

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