秋競馬が開幕するとともに、秋のGI戦線の前哨戦もスタート。土曜日は秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われた、日曜日はスプリンターズSの前哨戦セントウルステークスが行われる。
本来なら、本番と同じ右回りで坂のある阪神コースで行われるのだが、今年は京都競馬場の改修工事による変則日程で、左回りの中京コースで行われる。
例年の傾向は、開幕馬場の内回り短距離戦とあって先行馬の好走が多かったが、回りの違いも然ることながら、馬場の質も違い、例年とは違う傾向になる可能性がある。
注目したいのは、芝のスプリントレースでは位置取りが後ろになるものの、毎回メンバー最速の上がり3Fの脚を繰り出し追い込んでくるシヴァージ。
例年通りの阪神コースでの開催ならば厳しい競馬だっただろうが、中京で行われる今年なら可能性はある。
今回と同じ舞台の高松宮記念では、8枠17番というロスの多い枠順もあって4コーナーでから直線は大外を回りながらも、グランアレグリアと同タイムの上がり3F33秒1の決め手を繰り出し、前4頭の激戦には加われずも、5着まで押し上げた。
前走の函館スプリントSでも、小回りで直線の短い函館コースでは高松宮記念以上に4コーナーでは外に振られてしまい直線に向いた時には万事休すだったが、ここからメンバー中最速の脚を繰り出し5着まで押し上げた。
ダートで実績を積み芝へ転向してきたが、ここまでの走りを考えれば、芝の重賞を勝てるだけのポテンシャルは見せている。
今回の鞍上は岩田望来騎手。このシヴァージには初騎乗となるが、実は野中厩舎とは縁がある。
そう、岩田望来騎手が初勝利を挙げたポップフランセの管理厩舎だ。
しかし、それは偶然ではない。もともとデビュー時から野中師は岩田望来騎手を買っていて積極的に起用してきている。
実は今、騎乗機会3連勝中、非常に相性が良い。
馬の方も、前走の函館スプリントSと同じ中11週の競馬だが、直前に長距離輸送があり、それを踏まえた調整であった前回に比べ、今回は栗東でしっかりと調整され前回以上の状態。
今の収得賞金ではスプリンターズS出走は叶わない状況、何としても勝って優先出走権を得たいところ。
勝てば岩田望来騎手は初重賞制覇となるが、初勝利を挙げた時と同じ野中厩舎の管理馬というのも縁だろう。
ぜひ注目してみたい。
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