京成杯オータムハンデキャップ(G3・中山芝1600m)は、新潟で行われた2014年を除く過去9年で1番人気馬の成績が[3-0-0-6]。好走か凡走という両極端の傾向が出ています。
【京成杯AH】1番人気馬の成績
19年 グルーヴィット 11着
18年 ミッキーグローリー 1着
17年 グランシルク 1着
16年 ロードクエスト 1着
15年 アルビアーノ 7着
13年 ルナ 10着
12年 トーセンラー 7着
11年 エアラフォン 5着
10年 セイクリッドバレー 9着
※新潟開催の14年は除く
1コーナー横のポケットからスタートする中山芝1600mは、発走後すぐコーナーとなる特殊な舞台。小回りコースのため、枠順による有利不利が激しいことでも知られています。
さらに直線には中山名物『心臓破りの急坂』が待ち受けており、紛れが多く穴馬が激走することも珍しくありません。
昨年は今年も出走を予定している
トロワゼトワルが日本レコードで逃げ切り。1番人気グルーヴィットを始め1~3番人気馬が揃って馬券外に敗れたことにより、「4→5→10人気」の組み合わせで3連単は18万馬券の大波乱決着となりました。
また京成杯オータムハンデは勝てば馬主に2400万、厩舎関係者に600万の合計3000万の褒賞金が得られる、サマーマイルシリーズ最終戦となります。
先週の新潟記念を制してサマー2000シリーズ王者に輝いたブラヴァスと同様、ポイント上位馬には注意が必要でしょう。
一方、今年は例年の阪神ではなく、中京競馬場で行われる
セントウルステークス(G2・中京芝1200m)も、サマースプリントシリーズ最終戦となります。
CBC賞3着、北九州記念1着の合計14ptで首位に立つレッドアンシェルは、スプリンターズSに直行するため出走しません。
従って現在12ptで2位
ラブカンプーは5着(3pt)以内に入ればOK。またセントウルSはG2戦で1着馬には12ptが加算されるため、勝利が絶対条件も
タイセイアベニール(4pt)、
クライムメジャー(3pt)は逆転。
シヴァージ(2pt)まで同率優勝の可能性が残されています。
▼逆転(同率)優勝の可能性がある馬
ラブカンプー 12pt
タイセイアベニール 4pt
クライムメジャー 3pt
シヴァージ 2pt
サマーシリーズの行方がかかる京成杯AH、セントウルSを、先週の新潟記念でサマー2000シリーズ王者に輝いたブラヴァスの馬主・佐々木主浩オーナーが読み解きます。
その新潟記念は◎ブラヴァス―〇ジナンボーの大本線でズバリ!2020年上半期のG1戦線でもヒットを連発するなど、現役馬主だからこその観察眼が光ります。
G1競走5勝。大魔神・佐々木主浩オーナーの最終結論は、9/13(日)にうまスクエア『
大リーグボール22号』で公開しますので要チェックです!
・京成杯オータムハンデ(G3)
・セントウルステークス(G2)
大魔神・佐々木主浩オーナーの最終結論を見る>>