うまスクエア

今週の新潟記念(G3)には、近年急上昇している『激走パターン』があります。

まずは、下記の【前走のクラス別成績】をご覧ください。(過去2年)

前走G1【2.1.0.4】 連対率42.9％
前走G2【0.0.0.0】 該当なし
前走G3【0.0.1.11】連対率0.0％
前走OP【0.0.1.3】 連対率0.0％
前走3勝【0.1.0.7】連対率12.5％

興味深いことに、『前走G1組』が圧倒。連対馬の半分を占めています。

19年1着ユーキャンスマイル(2人気)
18年1着ブラストワンピース(1人気)
18年2着メートルダール(6人気)

皆さんは、この3頭の共通点が分かりますか？

答えは簡単！『ノーザンファームの生産馬』です。

近年は、ノーザンFの生産馬が新潟記念(G3)を、狙って使ってきているんです。

近年は外厩施設の充実ぶりが目覚ましく、主要なトライアル、ステップレースを使わず、本番まで間隔をあけて仕上げることが可能になりました。

19年有馬記念→20年天皇賞(春)で1着のフィエールマン、18年ホープフルS→19年皐月賞で1着のサートゥルナーリア、18年朝日杯FS→19年桜花賞で1着グランアレグリアなど、いずれもノーザンFの外厩で調整を積まれた馬達です。

今年のメンバーで該当するのはワーケア。日本ダービーから参戦する3歳馬は、18年に勝利したブラストワンピースとイメージが重なります。結果次第では菊花賞や天皇賞(秋)が見えてきますね。

また、前走G1組ではノーザンF関連馬ではないものの、2019年8番人気で3着に激走したカデナも該当します。こちらも中間はノースヒルズ軍団の外厩、大山ヒルズで調整されており、昨年に続いて人気が無いようなら面白そうです。