うまスクエア

■キーンランドC(G3)
出走予定馬から見る馬券の見解

函館スプリントS(G3・函館芝1200m)、UHB賞(OP・札幌芝1200m)の上位馬が参戦予定。

注目は函館スプリントSを快勝したダイアトニック。ここを勝てば優勝馬の馬主に3200万、厩舎関係者に800万の褒賞金が送られるサマースプリントシリーズ制覇はほぼ確実だけに、前走に続いて58キロで出走可能の今回は不動の本命候補か。

これに続くのが同2着ダイメイフジ、4着フィアーノロマーノ。UHB賞を勝ったライトオンキューは函館スプリントSで6着に敗れており、着順比較からも優位は揺るぎない。

UHB賞1着ライトオンキューは大外枠からトップハンデ57キロを背負い、後続に2馬身差をつけて格の違いを見せつけた。2019年もUHB賞2着からキーンランドCで4着に好走しており、重賞ウイナーとなった今年は昨年以上の結果が期待できる。

詳しくは後述する例年の傾向と同じく、函館スプリントS組が圧倒的に有利なレース。UHB賞組やその他路線の馬は、どこまで食い込めるかという構図になりそうだ。

キーンランドC(G3)出走予定馬
アスタールビー(牝4)
イベリス(牝4)
エイティーンガール(牝4)
カッパツハッチ(牝5)
クールティアラ(牝4)
ショウナンアンセム(牡7)
ダイアトニック(牡5)
ダイシンバルカン(牡8)
ダイメイフジ(牡6)
ディメンシオン(牝6)
ナリノメジャー(牝6)
ビリーバー(牝5)
フィアーノロマーノ(牡6)
メイショウカズヒメ(牝6)
メイショウショウブ(牝4)
ヤマカツマーメイド(牝3)
ライトオンキュー(牡5)
ラベンダーヴァレイ(牝7)
ルヴォルグ(牡4)
レッドアルマーダ(セ4)
ワンアフター(牡7)


■新潟2歳S(G3)
出走予定馬から見る馬券の見解

実績面ではダリア賞(OP)を勝った2戦2勝ブルーバードが他馬を一歩リード。しかし、前走OP特別組は過去10年で［0-1-0-29］。2010年2着マイネルラクリマ(10人気)しか馬券に絡んでおらず、特にダリア賞1着馬は［0-0-0-6］と苦戦している。

過去10年を振り返ると新馬組が8勝と圧倒。今年も例に漏れず1戦1勝馬が多数出走を予定しており、ディープインパクトの良血シュヴァリエローズ。デビュー戦を4馬身差で圧勝したキズナ産駒フラーズダルムに人気が集まりそうだ。

一方、未勝利組も2勝と健闘しており、藤田菜七子ジョッキーが騎乗を予定しているジュラメント。距離が1600mに延びて一変したショックアクションなどがスタンバイ。

過去10年の馬券対象馬30頭中、29頭がキャリア1～2戦の新潟2歳S(G3)。今年も素質溢れる新馬組と、キャリアを積んだ未勝利組の争いになるのは間違いない。

新潟2歳S(G3)出走予定馬
シュヴァリエローズ(牡2)
ショックアクション(牡2)
ジュラメント(牝2)
セイウンダイモス(牡2)
タイガーリリー(牝2)
ハヴァス(牡2)
ファルヴォーレ(牡2)
フラーズダルム(牝2)
ブルーシンフォニー(牡2)
ブルーバード(牝2)
ロードマックス(牡2)