高松宮記念(G1)を繰り上がりで制したモズスーパーフレアに注目が集まる北九州記念(G3・ハンデ小倉芝1200m)。
1位入線クリノガウディー降着による勝利とはいえ、G1馬となった今年はハンデ56.5キロでの参戦。牡馬に換算すると58.5キロの酷量を背負わされており、4着に敗れた19年から1.5キロ増となる。
斤量以上に気がかりなのは同型馬の存在だ。昨年の北九州記念ではハナを切れず3番手からの競馬を強いられた。
今年は例年にも増して逃げ・先行馬が揃っており、現役屈指の快速馬モズスーパーフレアでも56.5キロのハンデを背負い、自分の形に持ち込むのは至難の業。壮絶な先手争いが予想される。
また北九州記念で『逃げ馬』は[0-0-0-10]。2011、15年の4着が最高で、それ以外の年は掲示板にすら載れていない。
北九州記念・脚質別成績(過去10年)
逃げ[0-0-0-10]複勝率0%
先行[3-5-3-30]複勝率26.8%
差し[6-4-5-55]複勝率21.4%
追込[1-1-2-43]複勝率8.5%
基本的に直線の短い小倉では逃げ・先行馬が有利も、北九州記念では過去10年で差し・追い込み馬が7勝と逆転現象が行っている。
特に前走で末脚及ばず4着以下に敗れた馬からの巻き返しが目立っており、2011年1着トウカイミステリー(8人気)。13年1着ツルマルレオン(6人気)などが該当。19年1着ダイメイプリンセス(9人気)も、前走アイビスSDで後方15番手6着からの激走だった。
今年のメンバーだとラブカンプーが逃げ切ったCBC賞で、後方12番手から4着まで追い上げたタイセイアベニールに注目したい。
2走前の鞍馬S(OP)では京都芝1200mを1分7秒7の好時計で快勝。前走は渋った馬場と前残りの流れに持ち味を削がれた形も、良馬場で決め手を生かせる流れになれば直線でゴボウ抜きの場面まで考えられる。
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