2011年トーセンジョーダンを最後に、1番人気馬は8連敗中の札幌記念(G2・札幌芝2000m)

過去10年で[2-4-2-2]勝率20%、連対率60%、複勝率80%と大崩れこそないものの、不思議と勝ち切れていません。昨年も天皇賞・春1着から休み明けのフィエールマンが、1番人気で3着に敗れました。

毎年のようにG1ホースが参戦していることを考えると、少々物足りない成績です。

上位人気に支持される有力馬は札幌記念をステップに、凱旋門賞や天皇賞・秋などを見すえています。目標は次走以降だけに余裕残しの仕上げで臨むケースが多く、それが2~3着が目立つ最大の要因でしょう。

連軸としては信頼できる実績馬に対して、札幌記念では『伏兵の激走』が相次いでいるのも見逃せません。

17年
1着 サクラアンプルール 6人気
→中山記念(G2) 2着

16年
1着 ネオリアリズム 5人気
→小倉大賞典(G3) 3着

15年
1着 ディサイファ 5人気
→エプソムC(G3) 1着など重賞2勝
15~17年勝ち馬のレース実績は当時

2015年の勝ち馬ディサイファはG3を2勝のみ。16年ネオリアリズム、17年サクラアンプルールにいたっては過去に好走歴こそありましたが、札幌記念が初重賞の格下馬でした。

今年のメンバーはラッキーライラック、ノームコアなどの実績馬に対して、前走の函館記念(G3)を15番人気で制したアドマイヤジャスタを筆頭とする格下馬との対決図式です。

抜群の安定感を誇るG1馬か。それとも勢いで勝る伏兵馬か?

激戦必至の札幌記念(G2)を、大魔神・佐々木主浩オーナーが読み解きます!

2020年上半期のG1戦線でもヒットを連発するなど、現役馬主だからこその観察眼が光ります。

G1競走5勝。大魔神・佐々木主浩オーナーの最終結論は、8/23(日)サイト内『大リーグボール22号』で公開しますのでお楽しみに!

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