2014年より1着馬に天皇賞春の優先出走権が与えられる
日経賞(中山・芝2500m)。有馬記念と同じコースで、当コンテンツでも再三触れているリピーターが出やすい条件です。
そこで真っ先に狙いたくなるのが、今年のメンバーで唯一、中山芝2500mで勝ったことがある
ヴェルミセルです。
今年は昨年の菊花賞馬アーバンシックの参戦に加え、京都大賞典とステイヤーズステークスを連勝中のシュヴァリエローズのほか、2500mの重賞に好走実績もあるベテランも揃った楽しみなメンバー。
ここに入ると実績面の格落ちは否めないものの、2勝クラス、3勝クラスを連勝して挑んだ前走のダイヤモンドステークスで3着。オーストラリアのG1・メルボルンカップ2着のワープスピード、昨年日経賞と目黒記念を連勝したシュトルーヴェに先着。近況の充実ぶりを見逃せません。
何よりも先述のメンバー唯一中山芝2500mで勝ち鞍がある馬。デビューから4勝しているうちの残る3勝は全て2600mで挙げていて、ダイヤモンドステークスが3着ですから、スタミナ面においてはメンバー上位といっても過言ではないでしょう。
今回は2走前の中山芝2500m勝利時にコンビを組んだ津村明秀騎手とのコンビが復活。
前回はテン乗りでもしっかりと差し切っていますし、2度目の騎乗となる今回は更に余裕を持って臨めることでしょう。
今年の日経賞で波乱を巻き起こすのは紅一点のこの馬と見ました!