先週の中山記念は、2→3→1番人気の組み合わせで、3連単5800円と平穏な結果に終わりましたが、同じコースで行われるこの
中山牝馬ステークス(中山・芝1800m)は、牝馬限定のハンデ戦とあって、一筋縄ではいかない一戦。
過去10年で1番人気が(0-2-2-6/10)で未勝利。2番人気も(1-1-0-8/10)とかなり苦戦していて、3連単の配当が万馬券にならなかった年はゼロ。10万円を超える配当が6回あって、穴党にとって、このレースの馬券を仕留めることは一つのステータスともいえるかもしれません。
今年、波乱の使者としてピックアップしたいのは、中山芝1800mのフラワーカップを勝っている
エミューです。
そのフラワーカップ以来、馬券圏内から遠ざかっているもの、2走前の新潟牝馬ステークス、前走の小倉牝馬ステークスと連続で僅差の5着。2走前は先行策、前走は一転して後方待機策からの掲示板入りで、初めてブリンカーを着用した前走には成長の跡がクッキリ見えました。
この中間は小倉遠征の疲れもなく、先週、今週と力強いフットワークを見せ、状態面は更に良化している気配。
そして、迎える今回の舞台は、3歳時にデイジー賞、フラワーカップと連勝した中山芝1800m。激走ムードがプンプン漂います!