重賞に格上げされ、今年で節目の20回目を迎える
オーシャンステークス(中山・芝1200m)は波乱の歴史。
第1回が3連単216万0190円の大波乱でスタートし、2008年が152万1320円、2012年が266万1980円と100万円を超える配当が3回。他にも50万円を超える配当が2回あり、穴党にはたまらないレースです。
しかも、昨年が1→2→3番人気の平穏決着。2019年と2020年こそ堅い決着が続きましたが、ほとんどの年が平穏決着の翌年は10万円以上の好配当が飛び出しており、今年はその反動にも期待できるのです!
今年は一昨年のスプリンターズステークスの覇者ママコチャがいるものの、その後は勝ち切れていない状況。ここで激走を期待したいのは、
スリーアイランドです。
2走前に3勝クラスを勝ってオープン入り。重賞初挑戦となった前走のシルクロードステークスは、8着と着順だけを見るとオープンの壁にぶち当たったように思えますが、スタートで後手を踏み、後方からのレース。
前半はスムーズな進路が取れないながら、道中の行きっぷりそのものは上々。直線では渋太く脚を伸ばし、勝ち馬から0.5秒差。今後にメドを立てるのに十分な走りは見せました。
今回はペース慣れも見込めますし、中山コースも4着ながら勝ち馬とは0.3秒差で経験済み。この中間は22日に坂路の自己ベストタイとなる4ハロン50.7秒。最終追い切りでは自己ベストを更新する50.7秒で駆け上がり、前走以上の好気配を見せています。
波乱の歴史に今年名を刻むのは、上り調子のこの馬です!