かつては春と秋の年2回行われていたこともあって、施行回数では、天皇賞、中山大障害、目黒記念に次ぐ118回目を迎える
京都記念(京都・芝2200m)。
出走馬が10~13頭ほどに収まる年が多く、一見堅そうに思えるレースですが、2022年には12番人気だったアフリカンゴールドが逃げ切って67万9100円の特大万馬券を提供!
それはちょっと極端ですが、過去10年で3連単が万馬券にならなかったのはわずか2回。昨年は勝ったプラダリアが3番人気、2着のベラジオオペラが1番人気と連対馬は上位人気でしたが、3着に人気薄のバビット入って5万0560円の好配当が飛び出しました。
今年は昨年の2冠牝馬チェルヴィニアと一昨年の皐月賞馬ソールオリエンスのG1馬対決が注目されそうですが、そこに割って入る期待をしたいのが、
セイウンハーデスです。
前走のチャレンジカップは実におよそ1年半ぶりという超久々の実戦。レースは好位で流れに乗り、3コーナーで一気に仕掛けて先頭へ。さすがに最後は甘くなってしまいましたが、同じく長期休養明けだった22年の菊花賞、有馬記念2着馬ボルドグフーシュにハナ差の5着と踏ん張りました。
そこから再度立て直しての復帰2戦目。1週前追い切りでは坂路での自己ベストタイムを更新。最終追い切りでもラスト1ハロン12秒を切るラップで力強く駆け上がってきました。
本格化前のG1日本ダービー、菊花賞を除くと掲示板を外したことがなく、ひと叩きされた今回は前進必至。積極果敢な競馬でチェルヴィニア以下を完封するシーンがあっても不思議ではありません!