小倉牝馬ステークス(小倉・芝2000m)は、愛知杯が舞台を小倉競馬場に移して、第1回としてリニューアル。
厳寒期に行われる牝馬限定のハンデ戦とあって、いかにも荒れそうな気がしますよね。
記念すべき第1回のメモリアルで好配当の使者に期待したいのは、
コンクシェルです。
昨年3月の中山牝馬ステークスを逃げ切って重賞初制覇。以降、5戦して4走前のクイーンステークスこそ、勝ち馬から0.1秒差の5着と見せ場を作りましたが、あとの4走は9着が最高で、2ケタ着順が3回。ちょっと狙い辛い存在ではあります。
しかし、逃げ馬には大敗が付き物。そこは目をつぶって過去の勝ちっぷりに注目。全5勝のうち4勝は後続を2馬身以上突き放す鮮やかな勝ちっぷりでしたし、小倉コースは2戦2勝。5馬身差を付けて勝ったこともあります。
しかも、今回は前走より斤量が2キロ減。鞍上も主戦の岩田望来騎手に戻り、条件は大きく好転します。
同型の存在は気になるも、得意コースの開幕週で人気薄。先手を取り切ってしまえば、アレヨアレヨ…。そんなシーンも目に浮かんできます。