高松宮記念は1位入線4着降着。“幻のG1馬”クリノガウディーが緊急参戦してきた関屋記念(G3・新潟芝1600m)。
前走のCBC賞(G3、阪神芝1200m)は当コラムで指摘したとおり、高松宮記念を“みなし勝利”と判断されて、1勝馬では超異例のハンデ58キロを背負わされていた。
レースでは鞍上の横山典騎手も直線で無理をしておらず、1番人気を裏切り12着大敗も情状酌量の余地はある。
賞金別定の今回は2キロ減の56キロ。4走ぶりの芝1600m戦もG1朝日杯FSを始め3度重賞で2着に好走しており、距離延長で巻き返しがあるかもしれない。
しかし、関屋記念で『前走芝1200m戦出走馬』は過去10年で[0-0-1-4]。2013年レオアクティブの3着が最高で、1400m戦を含めた距離延長馬も連対率5.6%と苦戦傾向だ。
【関屋記念】距離別成績(過去10年)
~1400m[1-0-3-14]連対率5.6%
1600m [6-7-5-83]連対率12.9%
1800m~[3-3-2-32]連対率15.0%
日本最長となる659mの直線勝負となる関屋記念においては、前走から『距離短縮馬』の方が狙い目となる。
その中でも前走1800~2000mで、4コーナー3番手以内につけていた逃げ・先行馬の粘り込みが目立つ。17年1着マルターズアポジー(7人気)、10年1着レッツゴーキリシマ(6人気)。11年1着レインボーペガサス(4人気)、19年3着ソーグリッタリング(4人気)などが該当する。
今年の出走メンバーで上記の激走条件に該当するのは、前走の巴賞(函館芝1800m)を番手追走で2着ミラアイトーン。前走の関越S(新潟芝1800m)を大逃げで4着に粘り込んだプロディガルサンのみ。どちらも人気薄が予想されるだけに穴で狙って損はなさそうだ。
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