東京スポーツ杯2歳ステークス(東京・芝1800m)は、過去10年の勝ち馬からイクイノックスやコントレイルなど、後のG1ホースを6頭送り出している出世レース。
そうした素質馬が勝っているレースですから、上位人気馬の活躍が多いのは確かですが、昨年は4→8→2番人気、一昨年は5番人気が勝ち、2018年は59万馬券も飛び出しています。
このレースは出走9頭のうち、5頭が新馬戦を勝ったのみのキャリア1戦。今年の2歳重賞は、11月2日の京王杯2歳ステークス(パンジャタワー)まで、キャリア1戦の馬が7連勝していたのですが、その10分後に行われたファンタジーステークスで、キャリア2戦のダンツエランが勝って連勝がストップ。
先週のデイリー杯2歳ステークスも、キャリア2戦のランフォーヴァウが勝ち、流れが変わってきたように見えます。そこで狙いたいのが、キャリア2戦でここへ挑む
ニシノイストワールです。
デビュー戦は、ステルヴィオ、ウンブライルの弟で、セレクトセールにて3億円を超える価格で取引された評判馬ジェゼロの3着。
初勝利を挙げた前走の3、4着馬は次走(2着馬は未出走)で未勝利戦を勝ち上がっており、地味に映るキャリアですが、なかなかのメンバーレベルの中で2戦のキャリアを積んできました。
もちろん、まだまだ上積みはあるでしょうし、中間は古馬相手に入念に併せ馬で追われ、今週は重賞2勝のウインカーネリアンと併せて互角の動きを見せました。
キャリア1戦の馬が人気を集めそうな一戦。流れが変わったここで狙い撃ちと行きます!