武蔵野ステークス(東京・ダ1600m)は、1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が与えられる注目の前哨戦。
しかし、本番との関連性は薄く、同じ距離の南部杯組、同じ距離、コースで行われるグリーンチャンネルカップ組が強いことから、先を見据えた馬よりも、ここを狙ってきたと思える馬を見抜きたいところ。
そこで、ピックアップしたいのは、
ゼットリアンです。
東京コースでの勝ち鞍はありませんが、3歳時のオープン特別・ヒヤシンスステークスでは、11番人気の低評価に反して、今回も有力視されそうなペリエールの2着。
前走のグリーンチャンネルカップは、離された4着とはいえ、これも13番人気という低評価を覆し、3着だったペリエールとは0.1秒差。コース適性は十分といっても過言ではないでしょう。
手綱をとる大野拓弥騎手も連続騎乗。前走の末脚に手応えを感じているでしょうし、最後方からの追走だった前走より積極的なポジショニングにも期待が持てます。
地方競馬の祭典・JBCと日程が近く、小粒なメンバーになりやすいこともあってか、過去10年の1番人気の成績は(1-2-1-6/10)と信頼度は低く、荒れる傾向にある一戦。チャンスは十分あると見ました!