昨年、一昨年と2年連続で10番人気、11番人気の2頭が馬券に絡み、1年空けて2020年にも11番人気が勝ち、近年かなり荒れたレースとなっている
スワンステークス(京都・芝1400m)。
今年も混戦ムードが漂う中で、一発を期待したいのが、
ダノンスコーピオンです。
メンバー唯一のG1ホースでありながら、一昨年の富士ステークス3着以降、11戦して馬券絡みはおろか、ひとケタ着順もわずか2度しかない、着順だけを見ると「もう終わった」G1ホース。
しかし、新規開業した福永祐一厩舎に転厩して初戦が4着。3走前の安田記念こそ1.3秒離されましたが、ここ2走は1秒離されておらず、2走前は上がり2位、前走のスプリンターズステークスも上がり3位の脚を繰り出しています。
今回は距離が1ハロン延びて追走が楽になりそうですし、京都の外回りコースというのは脚質的に合いそう。
そして何よりも、シュタルケ騎手が手綱をとった先週の坂路で4ハロン49.8秒の好タイムで登坂。CWコースでの最終追い切りも、ラスト1ハロン11.1秒の軽快なフットワークを見せていて、状態面がグンと良くなっています。
前走のような最低人気ではないでしょうが、上位人気になることも恐らくないでしょう。美味しいタイミングで仕留めておきたい1頭です!