気候の面では一気に秋の気配とはいきませんが、競馬の世界は今週から秋競馬の開幕。
セントウルステークス(中京・芝1200m)は、スプリンターズステークスの重要な前哨戦となるG2レースです。
レースの格がモノを言うのか、1番人気の馬が(7-2-0-1/10)と強いレースなのですが、敗れた3回のうち、2回が単勝2ケタ人気が勝って波乱の立役者となっており、伏兵の一発も十分期待できるレースとなっています。
今年は昨年のスプリンターズステークスの覇者・ママコチャ、春のヴィクトリアマイルを制したテンハッピーローズ、ともに重賞3勝を挙げているトウシンマカオ、モズメイメイといった実力馬が顔を揃えましたが、これらに割って入る穴馬として、
ジョウショーホープをピックアップします。
前走で3勝をクラスを勝ったばかりで、実績は一枚落ちるものの、直近5走の内容が優秀で、条件クラスながら2勝、2着2回。いずれも1400mで、1分20秒の走破タイムでをマークしています。
そのレースぶりも実に安定していて、前走は先に抜け出した2着馬を馬場の中央から力強い脚で差し切ったもので、着差以上に強い内容でした。
今回は初となる1200mへの対応がカギになりますが、1400mとはいえ、コンスタントに好タイムを出していますし、4歳を迎えて完全に一皮むけた印象を受けます。
また、最終追い切りでは、CWコースでの単走追いで、ラスト1ハロン11.1秒のラップで豪快にフィニッシュ。状態面も申し分ありません。
人気は恐らくないでしょうが、上昇一途の勢いで魅力にあふれた1頭です!