クイーンステークス(札幌・芝1800m)は、そのレース名から分かるように、牝馬限定の重賞競走。
過去10年の傾向を見ていくと、1番人気3勝、2番人気3勝、3番人気1勝と、7頭が3番人気以内での勝利を挙げています。一方で、7番人気以下の伏兵も3勝を挙げていて、人気の盲点を探り当てるのも楽しみな一戦です。
今年は3歳から5歳の3世代によるフレッシュな一戦。好配当の使者として狙ってみたいのは、
コンクシェルです。
クイーンステークスと同じ1800mの中山牝馬ステークスを勝っている重賞ウイナー。1800mで4勝を挙げている距離巧者でもあり、2勝クラスは5馬身差、3勝クラスも3馬身差での快勝。マイペースが叶えば他を圧倒する強さを持っています。
そんな、このメンバーに入れば実績上位の存在でありながら、前走・ヴィクトリアマイル13着の大敗もあって、伏兵の域を出ないお買い得の1頭となっているのです。
手綱をとるのは、先の函館開催で2年ぶりにリーディングを奪回した横山武史騎手。
今週から幕を開ける札幌では、3年連続で開催リーディングを獲得しており、これ以上ない心強いパートナーを得ました。
中間のキビキビとした動きからも、状態面はすっかりリフレッシュがなされて万全の体制。ここは黙って見直しです!