早いもので、夏の小倉開催も今週が最終週。西の開催は来週から2週間開催が開いて、8月10日から9月29日まで中京競馬場でのロングラン開催となります。
そんな中京開催を前に、今年の小倉開催を締めくくるのが、
中京記念(小倉・芝1800m)。もう、なんのこっちゃ分かりませんよね(笑)。
夏のハンデ重賞といえば、先週の函館記念では、本命キラー3でもプッシュされていた14番人気のアウスヴァールが3着と激走。少しでも買いの材料があれば、積極的に狙いたいところです。
ここでターゲットにするのは、恐らく下から数えた方が早い人気になるであろう
ワールドリバイバルです。
前走が函館の巴賞。そこから小倉遠征というローテーションですが、初勝利は輸送距離が違うとはいえ、小倉から中京への転戦。3歳時には小倉で2勝目を挙げたあと、中山のスプリングステークスで6着と健闘した経験も持っています。
重賞勝ちはないものの、3歳時にラジオNIKKEI賞2着、古馬となってからも、22年の巴賞、そこから1年以上のブランク明けだった小倉日経オープンで2着と地力も確か。
今回の舞台となる小倉競馬場は(1-1-1-0/3)と馬券圏内を外したことがない相性のいいコースで、昨年は先に触れた小倉日経オープンでクビ差の2着。舞台設定も申し分ありません。
そして!今回手綱をとるのは、7月いっぱいでJRAの騎手免許を返上、8月から再びNAR(地方競馬全国協会)所属として、第3の騎手人生を歩む小牧太騎手。
兵庫リーディング10回、地方競馬の全国リーディングを2回獲得。JRAに移籍後も910勝を挙げ、トータルの勝ち鞍は4000勝を軽く超える名手にとって、ここが恐らくJRA騎手としての重賞ラスト騎乗。気合が入らないわけがありません。
鹿児島県出身で同じ九州の小倉で迎える集大成。人馬ともども大注目の一戦です!