夏の函館開催も早いもので今週が最終週。その締めくくりとなる重賞が
函館記念(函館・芝2000m)です。
このレースも夏のハンデ重賞らしく、配当は荒れ模様。過去10年の3連単配当はいずれも万馬券。2020年には15番人気と13番人気のワンツーで343万馬券が飛び出しました。
また、昨年は1→4→2番人気の組み合わせながら、馬連2520円、3連単も2万1330円となかなかの好配当となっており、前売りオッズから、3連単は今年も万馬券決着がほぼ確定。当たるだけで懐ホクホクとなるレースです。
そんな楽しみなレースで、今年注目したいのが、
アケルナルスターです。
およそ7カ月ぶりの実戦だった前走の巴賞をひと叩きしての2走目。その巴賞はダッシュひと息でレース序盤は後方の外めを追走。向こう正面に入って徐々に行き脚が付くと、どんどんポジションを上げて3コーナーでは先行集団を射程圏へ。
楽に先手を取ったホウオウビスケッツを捕まえるには至りませんでしたが、2着のデビットバローズとは僅かハナ差の3着。勝負どころでの手応えは劣勢に映っただけに、ゴールまで渋太く伸びた内容は十分合格点が与えられるものでした。
過去には新馬戦直後の未勝利戦を含め、叩き2走目は(2-1-0-1/4)と叩き良化タイプ。函館、札幌それぞれに勝利があって、洋芝適性も十分です。
このレースには巴賞で先着を許した2頭もエントリーしていますが、人気は大きな差が出ています。もちろん一番美味しいのはこのアケルナルスター。
今年の好配当の使者はこの馬と見ました!