先週のマーメイドSは、「このハンデはアリなの!?黙って買いの1頭」の攻略ファイルで取り上げたアリスヴェリテがまんまと逃げ切っての快勝。騎乗した永島まなみ騎手は、嬉しい重賞初制覇となりました。
想定したよりも人気になっていたのは意外でしたが、それだけファンの目も肥えていたということでしょう。
今週はいよいよ春のグランプリ・
宝塚記念(京都・芝2200m)。早いもので、2024年も半分が過ぎようとしていますね。
上半期を気持ち良く締めくくるべく、穴の使者として注目したいのが、
ルージュエヴァイユです。
近年の宝塚記念の特徴は牝馬の活躍。直近5年は必ず1頭は馬券に絡み、19年はリスグラシュー、20~21年はクロノジェネシス2連覇を達成して牝馬が3連勝。昨年も10番人気だったスルーセブンシーズが2着に入ってアッと言わせました。
今年はこのルージュエヴァイユが紅一点での参戦。まだ重賞勝ちはないものの、昨年はエプソムカップ、府中牝馬ステークス、エリザベス女王杯と連続で2着。グレードを上げながら、着実にステップアップを果たしました。
今年は初戦の京都記念こそ8着と崩れるも、続く大阪杯では牡馬を相手に勝ったベラジオオペラからタイム差なしの3着と好走。上がりはメンバー最速で、エリザベス女王杯2着がフロックではないことを証明しました。
そうなると、エリザベス女王杯と同じ京都2200mで行われるこのレースでも上位に食い込んでも何ら不思議ではないでしょう。
しかも、今回鞍上に迎えるのは、全国リーディングトップの川田将雅騎手。テン乗りにはなりますが、そこは国内屈指の名手。しっかりと秘策を練っていることでしょう。
まさに人気の盲点となっている牝馬のルージュエヴァイユが好配当を呼び込んでくれそうです!