マーメイドS(京都・芝2000m)は、荒れる重賞として知られていますね。
今年ももちろん荒れることでしょう(笑)。
それを前提に高配当を掴むポイントを探っていきましょう。
まず、レースが行われるのは6月16日ですが、28回の歴史でこの日に行われるのは何と初めて。
いかにも初物が飛び出しそうな気配ですよね。その28回を振り返って、勝ち馬が出ていない馬番が「5」「11」「15」「16」の4つ。
初めて行われる6月16日のマーメイドステークスで封印が解かれるのは、16番しかないでしょう。
16番の
ファユエンは、前日最終オッズ62.2倍の最低人気。
「こんなの来るわけない!」と言われる馬が来るレースです。しっかりと押さえておきましょう。
歴史に目を移すと、2011年には皆既月食が観察されました。2000年以降、日本で皆既月食が見られたのはわずか13回。
「それが何の関係があるんだ」と言われそうですが、
ゴールドエクリプスの馬名の由来は「冠名+皆既食」。
これは、何か匂いませんか?
ちなみに、
ホールネスの由来は「欠けたものがなく完全なさま」で、ゴールドエクリプスとは対照的ですね。この争いは見ものです。
最後はデータネタを。マーメイドステークスにおいて10番人気の激走は切っても切り離せません。
ここ2年は2ケタ人気ながら連続勝利。過去10年では(3-1-2-4/10)と、とても人気薄とは思えない数字を残しています。
これは、過去10年だけではなく、第1回からの28回を通して好走が多く、複勝率38.5%は2番人気、1番人気に次いで3位。連対率も同様で、勝率は1番人気に離されているとはいえ、堂々2位の数字となっています。
レース直前までどの馬が10番人気になるか分かりませんが、気になる方は最後の最後までオッズを見極めるといいことが起きるかもしれませんよ。
難解極まるマーメイドステークス。正攻法で馬の能力、調子などをベースに予想するのも楽しいですが、たまにはこうした遊び心を加えてみてはどうでしょうか。