日曜日は大一番の日本ダービーが終わったあとも、G2の伝統あるハンデ重賞・
目黒記念(東京・芝2500m)が行われます。
過去10年で8番人気の馬が3勝。9番人気、11番人気も勝利を挙げているとあって、日本ダービーを獲った人は更に大きく!獲れなかった人は大逆転が狙えるレースといって過言ではないでしょう。
今年は特別登録前の想定段階では頭数が非常に少なく、日本ダービー後の重賞が寂しいものになりかけていたのですが、蓋を開けてみると何とか13頭が顔を揃えました。
フルゲートには満たなかったものの、妙味たっぷりの波乱含みの一戦。波乱の立役者として期待したいのが、
ナイトインロンドンです。
ここは格上挑戦となるのですが、昨年春から秋にかけて未勝利から3連勝をマーク。神戸新聞杯→菊花賞と重賞にもチャレンジしました。
結果的に重賞では壁にぶち当たり、その後の自己条件でも馬券に絡むことができていないものの、前走の六社ステークスでは、メンバー最速の上がりをマークして、勝ち馬からコンマ5秒差まで詰め寄りました。
思い返せば、3連勝を飾ったのは気温が上がってきたこの季節。ようやく状態面が戻ってきたと判断してもいいのではないでしょうか。
連勝時の勝ちっぷりから豊富なスタミナがあるのは感じられますし、想定段階の頭数が少なかったように、ややパンチに欠けるメンバー構成。そこへハンデが最軽量の52キロとくれば、何とも魅力に映ります。
また、ちょっと強引なこじつけではありますが、前走の六社ステークスといえば、もう1つの東京芝2500m重賞・アルゼンチン共和国杯と相性が非常に良いことで知られたレース。
今年は春の施行となり、同じ舞台で行われる目黒記念で、アッといわせることがあるかもしれませんよ!