マイルチャンピオンシップ(京都・芝1600m)といえば、波乱の歴史を持つG1レース。
古くは馬連10万馬券の片棒を担いたメイショウテゾロ、まだ3連単のない時代に3連複30万馬券の立役者となったトウカイポイント、リキアイタイカン、そこまでの配当とはならずとも、ここ2年は3連単の配当が10万円を超えています。
現在のマイル路線は確たる主役がおらず、今年は久々の外国馬・チャリンの参戦が混戦を拍車を掛けているように思えます。
今年も波乱は続くと見て、ここは超が付く大穴・
バルサムノートを狙い撃ちします。
リステッドレース2勝の実績はあるものの、重賞タイトルはなく、確かに有力どころに対して実績は見劣りします。
しかし、番手追走から火が出るような猛烈な叩き合いを制した2走前の朱鷺ステークス。
そして、14番人気の超人気薄ながら、ここでも上位人気となりそうなジュンブロッサム、ソウルラッシュ、セリフォスを相手に見せ場を作った前走・富士ステークスのレースぶりは、かなりの地力強化を感じずにはいられません。
速い持ち時計もありますし、乗り替わりも過去にコンビを組んで勝利経験のある北村友一騎手なら全く問題はないでしょう。
そして何より、管理する高野友和厩舎は、先週のエリザベス女王杯をスタニングローズで勝利。その勢いも見逃せません。
同じ厩舎で、連覇を狙うナミュールが注目される一戦ですが、古くからの格言「同厩舎の2頭出しは人気薄を狙え」もあと押しするバルサムノートに夢を託します!