馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

東京11R メイステークス
絶好調ジョッキーが期待する素質馬

5週連続東京G1も早くも3週目、いよいよハイライトを迎える。

次週に控える競馬の祭典・日本ダービーの前夜祭的な前週、日曜日には優駿牝馬オークスが行われる。

今年は例年以上に混戦ムードのオークス、予想のしがいのある、そして見応えもある一戦となった。

その前日、土曜日には中京で重賞平安ステークスが行われるが、このコーナーで注目したいのは東京開催。

そう、関西圏で重賞が行われるにも関わらず東京へ遠征する関西ジョッキーに注目したい。

東京を主戦場としているルメールはさておき、関西所属でこの日東京へ遠征してきているジョッキーは、池添謙一・秋山真一郎・国分恭介の3人。

池添騎手以外の二人は、1頭のだけのために遠征してきているのでもちろん注目ではあるが…

やはり池添騎手の遠征はより注目だろう。

メインのメイステークスで騎乗するのはカレンシュトラウス

2勝クラス・3勝クラスの連勝時に手綱を取っていたが、当時から「間違いなくいずれ重賞で勝ち負けできる馬」と期待を寄せていた素質馬。

ただ、重賞初挑戦となった昨秋の京成杯オータムハンデでは、鼻出血があり12着と大敗を喫してしまった。

しかし、休養を挟んで挑んだ東京新聞杯では、直線は一旦先頭に立つ積極的な競馬で見せ場十分の4着と好走、さらにその後の大阪城ステークス2着、六甲ステークス3着と、オープンでも十分通用の能力を見せている。

しかも、東京新聞杯は鼻出血明けで様子をみながらの調整、大阪城ステークスは時計の速い内伸びのトラックバイアスの中で外から追い込んでの2着、続く六甲ステークスは逆に内枠が災いし包まれて仕掛けが遅れての3着と、力を出し切ったものではない。

さらに言えば、連勝時に手綱を取っていた池添騎手が丁度タイミング悪く裏の開催で、3走前はきさらぎ賞、2走前は弥生賞というクラシックを占う重賞での騎乗、そして前走時もG1高松宮記念の騎乗があり、他のジョッキーが跨っていた。それもいくらか影響はあっただろう。

今回漸くこの馬に騎乗する事が叶う池添騎手、「間違いなくいずれ重賞で勝ち負けできる馬」と自らの感触を語っている馬なだけに、久しぶりに騎乗できるここは力の入る一戦になる。

池添騎手と言えば、先週の土曜日にも東京遠征し京王杯スプリングカップを制覇、そして3週前の土曜日にも青葉賞を快勝、さらにその間の週には園田の地方交流重賞兵庫チャンピオンシップを制覇と、事実上3週連続重賞制覇中と、今絶好調騎手の一人。

今回は重賞ではないものの、ここを勝てば夏のマイル重賞を賑わせる存在になるだろう。

この池添騎手とカレンシュトラウス、先々へ向けても注目したくなる!


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